2010年01月

豊富なモノマネレパートリーは圧巻!清水ミチコ「バッタもん」

 今回は、昨年12月23日に発売された、清水ミチコの3年ぶり8枚目のニューアルバム「バッタもん」をご紹介したいと思います。

 これまで、清水ミチコの歌っていうのは、テレビのものまね番組でしか聞いた事がなかったんですけど、今回、たまたまCDを買ってじっくりと聞いてみたら・・・これがとにかくスゴイ!!

 松田聖子、中森明菜、薬師丸ひろ子といった80年代アイドルから、宇多田ヒカル、秋川雅史など最近の歌手、そして、ユーミン、桃井かおり、井上陽水、大竹しのぶなど、お馴染みのモノマネのオンパレード!!

 とにかく、CDを聞いててぜんぜん飽きないし、彼女のプロフェッショナルなモノマネ、そして端々から感じられる一生懸命さに、自然と笑みがこぼれてほどの、最高の内容に仕上がっています。

 個人的には、ユーミンもといユーミソ(笑)のラジオ番組風(笑)の「ボイス・アドベンチャー」や、ドラえもんならぬ「バッタもん」のモノマネ、「あきらめないで!」とエールを送る真矢みきのモノマネ、そして、80年代に活躍したアイドルや、忌野清志郎などが登場する「私の80年代メドレー」あたりが、かなり気に入りました。

 特に、「~80年代メドレー」での明菜の歌唱は本当に笑えます!「セカンド・ラブ」を歌っているんですが、この歌唱法の明菜は、82年ではなく87年くらいかな(笑)?オーバー気味の明菜流ビブラート((語尾がいつのまにか「あ~」に変わってしまっている感じ(笑))が、完全にツボでした!!

 楽曲的には、井上陽水・桃井かおり・大竹しのぶ・吉田日出子のモノマネが笑える「プカプカ」と、宇多田ヒカルの「Automatic」を思わせる、R&B風味の「モスキートーン」が超オススメです!!「~夢は夜ひらく」といった、遊びゴコロたっぷりのフレーズも登場し、歌声だけではなく、歌詞でも笑わせてくれます。

 それにしても、彼女はその人の特徴を、本当にしっかり捉えてますよね~。よくよく耳を澄ませば、モノマネだと気付きますが、何気なく耳にしたら、間違いなく、本人だと思ってしまいます。(特に、井上陽水、秋川雅史のモノマネは脱帽モノです。)

 皆さん、僕に騙されたと思って、ぜひ1度聞いてみてください。買って絶対に損はさせませんので!!


2009年間マイベストアルバム10発表!

 皆さん、新年あけましておめでとうございます!

 さて、12月31日には、「2009年間マイベストソングス10」として、僕が選ぶ2009年のベストシングルを10作品ご紹介しましたが、今日はベストアルバムを10作品ご紹介したいと思います。

 1 安室奈美恵 「PAST<FUTURE」

 2 椿屋四重奏 「CARNIVAL」

 3 たむらぱん 「ノウニウノウン」

 4 相対性理論 「ハイファイ新書」

 5 TRIPLANE 「君に咲くうた」

 というわけで、2009年のベストアルバムは、なんと昨年に引き続いてアムロちゃんでした!前作「PLAY」から2年半ぶりのオリジナルアルバムとなった本作では、新たな幕開けを予感させるような新境地のダンスナンバーが多数収録されていて、何度聞いても飽きないアルバムに仕上がりました。正直、彼女がこれまでリリースしてきたアルバムの中で、一番好きかも知れません。

 なんといっても、捨て曲が1曲もない!!これは、本当にすごい事です。個人的には、ラストに収録されている「Defend Love」がイチオシ!アルバムの締めくくりに、こんな攻撃的なダンスナンバーを収めるとは、サスガです。ここしばらくは、ずっとヘビーローテーションする事になりそうです。

 そして、2位は、仙台出身の4人組ロックバンド・椿屋四重奏(つばきやしじゅうそう)。2007年にハマってから、ちょっとの間遠ざかっていましたが、今回のアルバムで再びハマってしまいました。こちらのアルバムも、一切捨て曲がなく、大満足の仕上がりです。ボーカル・中田裕二のルーツである「歌謡曲」のスパイスがふんだんに織り込まれていて、歌謡曲好きの僕としてはたまらない楽曲ばかりでした。

 2曲目に収録されている「太陽の焼け跡」では、BOOWYを彷彿とさせるサウンドを展開し、新境地を開きました。そして、僕のイチオシ曲は「シンデレラ」。艶のある中田裕二のボーカルをたっぷりと堪能する事が出来ます。安全地帯とかイエモンの音楽が好きな人にオススメしたい1枚です。

 3位のたむらぱんは、とにかく元気になれるゴキゲンなアルバムでした。「たむらぱん」というアーティストを全く知らなくても、楽曲だけで聴く者をグイグイと引き寄せるパワーが感じられました。これまでは、どちらかというと、アーティストの魅力から音楽に入っていたので、彼女の楽曲から感じられた底知れぬパワーには、本当に圧倒されまくりでした。

 1曲目に収録されている「ジェットコースター」の歌詞を何度も噛みしめながら、弱気になっている自分を奮い立たせていた事が忘れられませんね。全曲から感じられる、彼女の類まれなる「エンターテイナー」ぶりには脱帽です。とにかく、元気のない人にこそ聴いて欲しい、特効薬的なアルバムです。

 4位の相対性理論は、仙台のタワーレコードではじめて試聴した事がきっかけで興味を持ちました。前作「シフォン主義」に収録されているキラーチューン「LOVEずっきゅん」にめちゃめちゃハマってしまい、一気に彼らの音楽のトリコになりました。

 1度聴いただけでは100%理解できませんが、何度もリピートする事で中毒性のある彼らの音楽に、いつの間にかとり付かれてしまい、完全に抜け出せない自分に気が付くはずです(笑)。遊び心が感じられる突拍子もない歌詞と、リズム隊が奏でるめちゃくちゃカッコいいサウンドがいつまでも耳から離れません。中でも、やくしまるえつこの萌え系ボーカルにゾクゾクさせられる、極上のディスコナンバー「品川ナンバー」が特にもオススメ!肩の力を抜いて、理屈抜きで楽しめる、「脱力系」作品です。

 5位のTRIPLANEは、とにかく安心して聴く事が出来る1枚でした。江畑兵衛のボーカルからは、常に「温もり」が感じられ、どんな時でも穏やかな気持ちにさせてくれました。中でも、シングルにもなった珠玉のバラード「白い花」、打ち込みサウンドと過激な歌詞で新境地を見せた「around my life」あたりが超オススメです。正統派のJ-POPがお好みの方に、ぜひ聴いて欲しいアーティスト&アルバムです。

 ちなみに、6位以下のアルバムもご紹介しておきましょう。

 6位 中森明菜 「DIVA」
 7位 GIRL NEXT DOOR 「GIRL NEXT DOOR」
 8位 Perfume 「トライアングル」
 9位 福山雅治 「残響」
10位 Peaky SALT 「イツワリ台風3号」

 中森明菜の「DIVA」は、彼女久々のオリジナルアルバムで、全盛期である80年代にリリースされた名盤アルバムに、全く引けを取らないほどの傑作となっています。どことなく、88年にリリースされたアルバム「Femme Fatale」に似た雰囲気が感じられ、R&Bを基調とした洋楽サウンドを往年の「攻め」の姿勢で畳みかけます。

 シングルカットされた「DIVA」は、現在の低音ボーカルを最大限に生かされていて、全盛期の歌声しか知らないファンが聴いたら、腰を抜かしてしまうほどカッコいい作品に仕上がっています。中森明菜の歌からしばらく遠ざかっていた元ファンにこそ、ぜひとも聴いてほしい1枚です。

 ほかにも、去年の冬を彩ったガルネクのファーストや、この夏、車の中でヘビロテ状態だったPerfumeのアルバム、アルバム曲も聴きごたえがあった福山のアルバム、爽やかさと勢いをキャッチーなメロディーで歌いあげた、Peaky SALTのミニアルバムと、今年もたくさんの素晴らしいアルバムに出会うことが出来ました。

 以上、僕が選ぶ、2009マイベストアルバム10をご紹介しました。今年も、たくさんの素敵なアルバムに出会いたいものです。皆さんも、ぜひ自分の感性に合った、素敵な音楽を見つけてみて下さいね。

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